死活監視(ping監視・ポート監視)とネットワーク機器の遠隔電源制御・自動再起動が可能

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いまさら聞けないIT用語
2022.06.24

フリーズとは何ですか?

『フリーズ』とは

『フリーズ』とは、ソフトウェアやコンピュータが固まる、凍結するなど言いますが、実際は、動作が突然停止して操作を受け付けなくなってしまった状態のことをいいます。
また、コンピュータが暴走などによって、入力を一切受け付けなくなり、動作も機能もしなくなる状態を『ハングアップ』ともいいます。

ねえフリーズ君、「フリーズ」ってなぁに?

「フリーズ」は、ソフトウェアやコンピュータの動作が突然停止して操作を受け付けなくなってしまった状態のこと。パソコンが固まった状態とも言うね。
「フリーズ」と「ハングアップ」は、厳密には意味が違うけど、症状はほぼ同じだと思って大丈夫。

例えば平たくお伝えすると、ソフトウェアやコンピュータが「テンパってる」もしくは、「力尽きている」状態です。テンパってます!パニックです!大慌てです!だから、あなたからの指示に反応を返す余裕が無いのです。あるいは、力尽きて「返事が無い、ただの箱のようだ…」という状態です。
あなたからの指示に反応を返せません、というのが『フリーズ』です。

このような現象は、様々なシステム(IT機器など)において、多様化と共に、高性能化が進み、『フリーズ』の件数は増えているように思われます。

『フリーズ』したらまずやること! アプリケーションやパソコン(PC)を例にすると…

『フリーズ』をしたら、まず行う事があります。
それは、アプリケーションやパソコン(PC)の状況確認になります。いわゆる診断を行うことになります。

そうです、アプリケーションが「テンパってるの?」「力尽きてるの?」
それとも、パソコン(PC)が「テンパってるの?」「力尽きてるの?」と見極めるのです。

実は、見極め方は、簡単です。


1)反応しないけど、パソコン(PC)のランプがピカピカ点灯していたり、耳を澄まして何か音がしていたら、パソコン(PC)が「テンパっている」状態

2)パソコン(PC)又はOSが正常に動いてるけど、画面だけが固まっているように見える、または、マウスの矢印が動いているのにアプリケーションが動いてない状態は、アプリケーションが「テンパっている」状態

3)パソコン(PC)が、ウンともスンとも言っていなかったら、「力尽きてる」状態

なぜ『フリーズ』するのか? 多くの機器でフリーズする時代に!

では、なぜ『フリーズ』が起きるのでしょうか?
それは、何らかの不具合や不調がソフトウェアやコンピュータに起きているためです。

不具合にも多岐にわたって、多くの原因があり、「滅多に起きない現象」から「とても高い頻度で発生する現象」まで様々なケースがあります。

IT(ネットワーク)機器(IoT機器)ですと、パソコン(PC)以外にもネットワークカメラ(防犯カメラ、監視カメラ)、WiFi機器、太陽光発電システム、医療介護機器(ナースコールなど)、製造(工場)機器、自動販売機、POSレジ(セルフレジ)、パーキング、企業セキュリティゲート、地震計測システムなど多くの機器に影響が起きているようです。

こうした現象の一部ですが、以下のようなケースが考えられます。

ケース1:サイバー攻撃を受けた場合

パソコン(PC)がウィルスに感染して、膨大な情報を受信して、その通信量などがプログラムの許容範囲を大きく超えるものであったケース(DDoS攻撃など)。

ケース2:プログラムなどの問題や不調

デジタルサイネージやパソコン、ルータ、UTMのファームウェア(アプリケーション)に問題や不調を起こしてフリーズしてしまうケース。

ケース3:伝送帯域の影響

『電化製品や高圧線、不法無線、ノイズなどの様々な電磁波』と『IT(ネットワーク)機器、IoT機器』の伝送帯域※1が同じ帯域で影響しあって不調又は、フリーズ(固まる)してしまうケース。

※1 伝送帯域とは、データの伝送に使われる最高周波数と最低周波数の差のこと。

ケース4:放熱が必要なケース

IT(ネットワーク)機器(IoT機器)の本体が高温になり、熱暴走が発生してフリーズしてしまうケース。

ケース5:ストレージ不足

IT(ネットワーク)機器(IoT機器)の内部容量が不足してフリーズしてしまうケース。
(または、内部ストレージにゴミデータが溜まり不調を起こす場合もあります)

対処方法と現状

いずれも、本来の原因を究明し、しかるべき対策を行うべきですが、実際のところ、フリーズによる様々な原因は多岐にわたり、機器の高性能化により内容も変化することを考えると、学術的な観点では無く、商用ベースでの運用となり、一定の頻度のフリーズを受け入れて、電源の抜き差しなどの再起動の対応を現場で行い、数十分で復旧することが多くあるようで、特に遠隔地にIT(ネットワーク)機器(IoT機器)が設置しているケースは、現地での復旧作業が難しく死活監視システム、リブーター、電源管理システムなどを導入して対応する需要が高まってきているようです。

弊社の『NONフリーズ』を使用して、少しでも多くの方の作業が軽減されれば、嬉しい限りでございます。

なるほど!
コンピュータもソフトウェアも、不測の事態が起きたら慌てて何もできなくなっちゃうんだ!

そうそう。
でも、IT機器に不測の事態が起きてフリーズしても、NONフリーズなら解決することができるんだ!

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