HUBとは?
HUBどんな役割をしているの?
ねぇフリーズ君、IT機器同士って直接つなぐことってできるの?
IT機器って いろんな種類の多くの機器があって、繋がって、それぞれが役目をになっているよね。
そうだね、 『HUB』っていう機器がIT機器同士を 繋げているんだよ。
今日は、『HUB』について考えてみよう。
●HUB(ハブ)とは何か?
HUB(ハブ)とは、
ネットワークの集線装置(ネットワークハブ)を意味します。
複数のケーブルを接続するための端子(ポート)が並んだ機器ですべてのコンピュータは、その集線装置(ネットワークハブ)を経由して信号を他のケーブルに流すことで 相互に通運できるようになります。
●さて、HUB(ハブ)にはいくつか種類があります。
① 『リピータ ハブ(Repeater HUB)』
単純に受信したすべての信号を、自身がもつすべての端子(ポート)に 転送するHUB(ハブ)です。
自分宛じゃないのは無視してね~と、PCにお願いするHUB(ハブ)です。
② 『スイッチング ハブ(Switching HUB)』
自身の物理ポートにどの機器が接続しているかを 学習・記憶し、通信信号を中継する際に宛先に応じて関係する端子(ポート)にだけ転送するHUB(ハブ)です。
関係するPCにだけ送るよー!なHUB(ハブ)です。
③ 『PoE(Power over Ethernet) HUB』
PoEとは、イーサネット(Ethernet)の金属製通信ケーブルを利用して、接続先の機器とネットワーク通信を行うだけのことに加えて、機器に電力を供給する仕組みです。ネットワークカメラ(Webカメラ)やデジタルサイネージ、IP電話、Wi-Fiアクセスポイントなどの天井や壁など 手近にコンセントのない場所に設置されることが多い機器に対して、見た目や設置コストの点から求められる省配線の要求に応えることができます。
ただし、すべてのネットワーク機器が対応しているわけではなく、PoEの受電に機器が対応している必要があります。 こうした機器を、PD(Powered Device)と言います。
なるほど!
一口にHUBと言ってもいろいろな種類があるのね。
LANケーブルをつなげるとなると、いつも用意してもらう側だったから知らなかったわ。
そうだよね。
電源供給できるHUBが登場して、IoT機器の設置の 自由度が格段に上がったことは間違いないね。