L2,L3スイッチとは?
L2,L3スイッチはどんな役割をしているの?
ルータやHUBと並んでよく耳にする L2,L3スイッチですが、どんな 役割を担っているのでしょうか。ノンちゃんとフリーズくんが案内してくれます。
ねぇフリーズ君、
ネットワーク機器をつなげる L2スイッチと、 L3スイッチってあるんだよね?
数字が2と3になってるから、なんとなく、L3スイッチの方が 頭がよさそうだけど、
正直何が違うか全然わからないのよね。
そうだよね、
なんとなく聞いたことがあるようなないような言葉だけど、
どんな違いがあるかは 複雑な部分があるよね。
ざっくり理解してもらえるように詳細を見ていこう!
●L2 (Layer 2) スイッチとは何か?
L2スイッチは、 同じネットワーク内のPC等のネットワーク機器をまとめて通信を行う役割を担っています。
●L3 (Layer 3) スイッチとは何か?
L2スイッチに対して、L3スイッチはルーティングテーブルを持っていて、ルーティングテーブルに応じて ネットワークをまたいで通信を行うことができます。
ルーティングテーブル
ルーティングテーブルとは、スイッチ自体に どのネットワーク(経路)が接続しているか (経路)の情報を指します。
先の図では、L3スイッチには “192.168.1.xxx” と “192.168.12.xxx” が接続していることが分かっているので、
192.168.1.5 からの通信を 192.168.12.100 に 橋渡しすることができたと言う訳ですね。
なるほど!
L2スイッチとL3スイッチとは 明確な違いがあるんだね!
全く用途が違うことが分かったわ!
そうなんだよ!
こうやって見ていくと、どちらの方が社内の システムにマッチングするのか、一目瞭然だよね!
上手く組合せることで、セキュリティ対策にもなってとっても便利!